『宇宙戦争』の和訳・英文法解説です。
<流れ>
①かっこを振っていない英文
②単語注(①でアスタリスクを振ったところ)
③設問
④かっこを振った英文
⑤設問の答え
⑥訳
第1章 第12段落

お泊り編の続きだよ

以下に出てくる「material universe」ってのは、神様とか謎の精神物体とかそういった超常的な存在がいないと考える宇宙世界のことだ。まだ宇宙は神秘すぎて、幻想と現実があいまいだからそういう区別もあるわけだな。
問題編
As I watched, the planet seemed to grow larger and smaller and to advance and recede, but that was simply that my eye was tired. Forty millions of miles it was from us—more than forty millions of miles of void*. Few people realise the immensity* of vacancy* in which the dust* of the material universe* swims.
void宇宙空間 immensity(<immense)無限 vacancy空間 dust塵 material universe物質宇宙(上の解説)
1. オレンジ色の「recede」の意味を推測してね。
2. 赤マーカーを和訳すると?
3. 最終文(Few people…)を和訳すると?
解答編
<英文解釈記号ルール>
〔〕→関係詞句・節
【】→接続詞句・節
《》→挿入句・節
[ ] →名詞句・節
()→副詞句・節
〈〉→形容詞句・節
【As I watched】, the planet seemed to grow larger and smaller and to advance and recede, but that was simply [that my eye was tired]. Forty millions of miles it was from us—more than forty millions of miles of void*. Few people realise the immensity* of vacancy* 〔in which the dust* of the material universe* swims〕.
1. オレンジ色の「recede」の意味は「後退する」。largerとsmallerで対比なんだから、advanceとrecedeも対比されてるはずだよね。まあ、re(再び)+cede(進む)っていう語幹から推測してもいいんだけど。
2. 全訳参照。forty millions of milesをCと考えてもいいし、inが省略されてると考えて副詞句ととってもいいかもね。いずれにせよ、CSVかMSVの倒置(っぽいもの)になるわね。
※倒置は「VのあとにSが来る」という定義なので、厳密に言えば倒置じゃないんですけど、まあ一緒に扱いましょ。
3. 全訳参照。fewなどの準否定語が文頭に来たら「ない」を文末に送って訳しましょう。また、immensity of vacancyは名詞構文でとってあげるといいかな。
全訳
わたしが観測していた時、火星が大きくなったり小さくなったり、前に進んできたり後ろに下がったりしている気がした。単にわたしの目が疲れてただけだったんだけれども。火星はわたしたちから4000万マイルの距離にあった。宇宙の虚空は4000万マイル以上存在していた。物質宇宙の塵が泳ぐ空間が無限にあることを理解している人はほとんどいなかった。


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