Girls & Martians 第143話 「第3小隊と合流されました!」  【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。


第10章 第16・17段落

問題編

 So much I saw then, all vaguely* for the flickering of the lightning, in blinding highlights* and dense* black shadows.
 As it passed it set up an exultant* deafening* howl* that drowned* the thunder—“Aloo! Aloo!”—and in another minute it was with its companion, half a mile away, stooping* over something in the field. I have no doubt this Thing in the field was the third of the ten cylinders they had fired at us from Mars.

vaguelyあいまいで highlight明るいところ dense見通せない exultant歓喜を込めた・勝利を表した deafening(<deaf+en+ing)耳をつんざくような howl遠吠え drown~をかき消す stoopかがむ 

1. 赤アンダーラインの文型表示は?
2. 緑のandが繋いでるものは?
3. 青アンダーラインの部分の文型表示は?

デナリス
デナリス

「stooping」(かがんでる)ってことは、まだロボを組み立ててないってことかな。

結構でかいロボだから、パーツを宇宙船で持ってきて、地球で組み立ててるんだよね。

シルカ
シルカ

30mもありますからね。
それにしても火星人、鳴くんですね!

デナリス
デナリス

きっと単にほえてるだけだと思うんだけど、ひょっとするとコミュニケーションかも?

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

そこんとこ、火星人はどんな通信システムを使ってるのか気になるとこだな。無線だろうか?

タージルム
タージルム

この時代(19世紀後半)の地球では、電線を利用した電気通信(electric telegraph)が主流よね(※有線)。イギリス帝国の覇権時代よ。第79話を見てちょうだい。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

無線技術は、イタリアのマルコーニらがちょうどいまごろに研究をはじめたんだ(イタリア人が出てきて嬉しい限りだ)。
20世紀では無線電信が主流になるぜ。第二次世界大戦では、送信機と受信機が一体化して、初期のトランシーバー(下画像:SCR-300)が軍用で使われるようになったよな。

ウェストリッジ
ウェストリッジ

とゆーことで、火星人がこういうトランシーバーを使ってる可能性も大いにあるってわけだなっ。

解答編

 So muchO IS sawV (then), 《all vaguely* (for the flickering of the lightning》, (in blinding highlights* and dense* black shadows).
 【As it passed】 it set up an exultant* deafening* howl* 〔that drowned* the thunder〕—“Aloo! Aloo!”—and (in another minute) it was with its companion, (half a mile away), (stooping* over something in the field). IS haveV no doubtO 【this Thing in the field was the third of the ten cylinders they had fired at us from Mars】.

1. 赤アンダーラインの文型表示は上の通り。OSVの第三文型前置としましたが、so muchは副詞としてもいいのかな? all~lightningは挿入部。
2. 緑のandが繋いでるものは、前後のSV。
3. 青アンダーラインの部分の文型表示は、SVOの第三文型。doubtのあとに同格のthatが省略されています。

全訳

その間、目がくらむような強い光と漆黒の闇の中で、とても多くのことを目にした。稲光が明滅を繰り返していたから、はっきりしない光景ではあったけれども。
ロボが通り過ぎる瞬間、その中の火星人が「アルー!アルー!」と、耳をつんざくような歓喜の叫び声を上げた。雷の音をかき消すほどだった。次の瞬間見ると、半マイルほど先で、野原の中で身をかがめている仲間と合流していた。間違いなく、畑の中にあるこの物体は火星から打ち出された10本の円筒宇宙船のうちの3番目のものだ。

ステファニー
ステファニー

やっぱりこのロボは、3番目の宇宙船に乗っていた小隊と合流したみたいにゃ(第141話)。

コメント

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