『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。
第14章 第25段落
問題編
Beyond Victoria the public-houses* were doing a lively trade with these arrivals. At all the street corners groups of people were reading papers, talking excitedly, or staring at these unusual Sunday visitors. They seemed to increase as night drew on, ( ) at last the roads, my sister said, were like Epsom High Street on a Derby Day. My sister addressed several of these fugitives and got unsatisfactory answers from most.
public-houseパブ
1. オレンジのorが繋いでいるものは?
2. 緑のasの意味は?
3. 紫のカッコ内に入る接続詞一語は?
4. 茶色のaddressの意味は?
5. 青のandが繋いでいるものは?
Derby Day

「ダービー」は聞いたことくらいはあるわよね。

ウマ娘。

そんな感じで競馬のレース名に使われる「ダービー」の由来になったのが、ここエプソンで開催される競馬レース、エプソン・ダービーよ。もともと「ダービー」はこのレースを始めた人物の人名ね。
1780年から21世紀の今にいたるまで続いている、歴史ある競馬レースよ。
コースはこんな感じ。


19世紀~20世紀のロンドン市民の娯楽の一つとして、エプソン・ダービーの見物があったわ。
厳密に言えば、競馬そのものを見に来るんじゃなくて、周辺に集まる屋台とか大道芸とか目当てで、エプソン・ダービーは一種のお祭りみたいになってたってところね。


「Epsom High Street」はエプソン駅前のメインストリート。
当然、ロンドンからの見物人であふれていたでしょうね。


なるほど。だから大混雑している様子の比喩に使われているわけだな。
解答編
<英文解釈記号ルール>
〔〕→関係詞句・節
【】→接続詞句・節
《》→挿入句・節
[ ] →名詞句・節
()→副詞句・節
〈〉→形容詞句・節
(Beyond Victoria) the public-houses* were doing a lively trade (with these arrivals). (At all the street corners) groups of people were reading papers, talking excitedly, or staring at these unusual Sunday visitors. They seemed to increase 【as night drew on】, 【until (at last) the roads, 《my sister said》, were (like Epsom High Street on a Derby Day)】. My sister addressed several of these fugitives and got unsatisfactory answers (from most).
1. オレンジのorが繋いでいるものは、reading, talking, staring
2. 緑のasの意味は、「~につれて」
3. 紫のカッコ内に入る接続詞一語はuntil。「until at last」で「そして、とうとう~」という定型表現ですから覚えてもいいと思います。このuntilは結果を示すので、and thenあたりで置き換えると思います。「~まで」と訳すと気持ち悪くなります。
4. 茶色のaddressの意味は、「話しかける」あたり。
5. 青のandが繋いでいるものは、addressed, got。
全訳
ヴィクトリア駅を過ぎると、パブではこうして到来した人々相手に活発に商売していた。あらゆる道の角で、寄り集まって新聞を読んだり、興奮して語り合ったり、こうした見慣れない日曜の来訪者を観察したりしていた。サリーからの避難民は夜が近づくにつれて増えつつあるようだった。そしてとうとう、ダービーの日のエプソン・ハイ・ストリートのような道になっていた。そんなことを妹が言っていた。妹は数人の避難者に話しかけてみたが、芳しい答えはほとんど得られなかった。


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