Girls & Martians 第272話 「火星人が再進撃です!」  【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。

第15章 第2段落

問題編

ミーカライネン
ミーカライネン

最初から2単語目の「three」は「3体の火星人のロボット」を指しているからな。

But three certainly came out about eight o’clock and, advancing slowly and cautiously*, made their way through Byfleet and Pyrford towards Ripley and Weybridge, and so came in sight of the expectant* batteries against the setting sun. These Martians did not advance in a body, but in a line, each perhaps a mile and a half from his nearest fellow. They communicated with one another by means of sirenlike howls*, running up and down the scale from one note* to another.

cautiously慎重に expectant待機している howl遠ぼえ note音 

1. オレンジのandが繋いでいるものは?
2. 青アンダーラインの訳は?

日没時間
シルカ
シルカ

やっぱり、「eight o’clock」で「setting sun」なのは日本人にとっては不思議な気がしますね。

タージルム
タージルム

前も言ったでしょ。第243話とか。

日没は20時~21時くらいよ。

Byfleet and Pyrford towards Ripley and Weybridge
ステファニー
ステファニー

火星軍の侵攻具合を見てみましょ。

南東方面軍と北東方面軍に分かれているわ。

タージルム
タージルム

(あら、語尾が戻ってる)

わたしのいる「Leatherhead」が進路にありそうなんだけど…

アンドリューシャ
アンドリューシャ

あんた死ぬの?

火星軍の戦略
オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

やつらは戦力を集中させるのではなく、広範囲に分散して各個に進撃することを選んだようだな。各機が1マイル半(≒2.4km)離れていたということは、海戦の際の単横陣よりも広いな。(単横陣は横一列に並ぶやつ。単縦陣とか輪形陣はよく見るかもしれないが、これはあんまり見ない気もするな。くわしくは艦これーンの皆さんに聞いてくれ)

デナリス
デナリス

火星人にとってイングランドは平地同然。それに補給拠点も存在しないから、これは「陸戦」というよりは「海戦」なのよね。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

「紺碧の艦隊」で満蒙決戦の際も、日本側はモンゴルを海に見立てて戦術を立てていたな。

あと、通信が「sirenlike howl」というのは興味深い。無線の概念がまだないころだ。Wellsにとっては、動物の声が原始的だが遠くまで届く通信手段だったから選んだのだろうな。

解答編

But three (certainly) came out (about eight o’clock) and, 《advancing slowly and cautiously*》, made their way (through Byfleet and Pyrford towards Ripley and Weybridge), and so came (in sight of the expectant* batteries (against the setting sun)). These Martians did not advance (in a body), but (in a line), (each perhaps a mile and a half from his nearest fellow). They communicated (with one another) (by means of sirenlike howls*), (running up and down the scale from one note* to another).

1. オレンジのandが繋いでいるものは、came out, made, came。
2. 青アンダーラインは、in a bodyが「一団となって」。これを知らなくても、in a line(一列に)あたりとの対比でわかるかな?

全訳

だが、8時ごろ3体のロボットは確実に出陣しており、ゆっくりと慎重に進みながら、バイフリート、パーフォードをリプリーとウェイブリッジに向けて進んでいた。そして沈みゆく夕日を背景に、彼らの姿は待機している砲兵に発見されるところとなった。これらのロボットはかたまって侵攻していたのではなく、一列になって、しかもお互いが1.5マイル離れていた。火星人らは互いの通信にサイレンのような遠ぼえを使っていた。音階を上げ下げすることでメッセージを伝えていたよう。。

コメント

投稿カレンダー

2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
タイトルとURLをコピーしました