Girls & Martians 第32話 「群衆が集まってます!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の和訳・英文法解説です。

<流れ>
①かっこを振っていない英文
②単語注(①でアスタリスクを振ったところ)
③設問

④かっこを振った英文
⑤設問の答え
⑥訳


Ⅲ. ON HORSELL COMMON
第3章 ホーセル共有地です!

第3章 第1段落

ウェストリッジ
ウェストリッジ

ここらへんで第2章までを整理しておこう。
ここは1900年ごろのイギリス。ロンドンのベッドタウンとなっているウォーキング(Woking)が序盤の舞台だ。
火星からの宇宙船とみられる円筒状の物体が、ウォーキング付近のHorsell Commonという森林地帯に着陸。人々は火星人を一目見ようと現場に押し寄せているところだな。

ウェストリッジ
ウェストリッジ

わたしウェストリッジは小説の中では語り手(地の文の主語)だ。
Woking在住の社会学者で、一連の騒動にかなり関心を持っている。
なんとなく察してくれてるかもしれないが、ここの会話編ではドイツ担当だ。

タージルム
タージルム

わたしはタージルム。小説の中では語り手のウェストリッジちゃん(リッちゃん)の奥さん役よ。会話編での担当国はイギリスね。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

天文学者のオギルヴィーナだ。同じくこのあたりに住んでるぞ。火星から宇宙船が発射されるのを観測したり、最初に墜落現場を発見したりした。小説中でもう少しわたしは褒められていいと思うんだが。
ここの会話編ではイタリア担当だ。

デナリス
デナリス

英国の天文学会・隕石学会で指導的立場にいるデナリスです。
小説の中での登場は1回だけだけど、こっちの会話に混ざりたい…

ヘンスリー
ヘンスリー

ハロー、ヘンスリーだよ。普段はロンドンで働くジャーナリスト。
いまはオギルヴィーナと一緒に行動中。
この会話編ではアメリカ担当です!

問題編

 I found a little crowd of perhaps twenty people surrounding the huge hole in which the cylinder lay. I have already described the appearance of that colossal* bulk*, embedded* in the ground. The turf* and gravel about* it seemed charred* as if by a sudden explosion. No doubt* its impact had caused a flash of fire. Hensley and Ogilvina were not there. I think they perceived* that nothing was to be done for the present*, and had gone away to breakfast at Hensley’s house.

colossal巨大な bulkかたまり embed埋める turf芝生 about≒around char黒焦げにする No doubt間違いなく perceive悟る for the presentさしあたり(≒for the time being) 

1. 赤アンダーラインの文型表示は?
2. 青アンダーラインの部分で省略されてる言葉は?
3. 紫の「be to」の用法は?
4. オレンジの「and」が繋いでるものは?

解答編
タージルム
タージルム

No doubt SVで「間違いなくSがVする」ね。No wonder SVの親戚よ。

it is no doubt that…というitーthat形式主語の部分が省略されたわけね。

ウェストリッジ
ウェストリッジ

Wokingというのはこのあたり一帯すべてを含む地名で、HorsellはWokingの中の区画だ。「WokingのHorsell」は「千代田区秋葉原」みたいな感じ。
なお、よく出てきている「Ottershaw」はHorsell Commonの北東にある村で、Woking内にはないぞ。

 IS foundV a little crowdO 〈of perhaps twenty people〉 surroundingC the huge hole 〔in which the cylinder lay〕. I have already described the appearance of that colossal* bulk*, embedded* in the ground. The turf* and gravel 〈about* it〉 seemed charred* (as if (by a sudden explosion)). No doubt* its impact had caused a flash of fire. Hensley and Ogilvina were not there. I think [they perceived* [that nothing was to be done for the present*], and had gone away to breakfast at Hensley’s house].

1. 赤アンダーラインの文型表示は上の通り。find O Cの形ですね。
2. 青アンダーラインの部分は、もともとは「as if they were charred by a sudden explosion」。they were charredが繰り返しになるから、省略しちゃったわけですね。
3. 紫の「be to」の用法は「可能」。趣深いことに、日本の古文で打消しを伴う「る」の用法が可能であることが多いように、英語でも打消しを伴うbe toは可能の用法となることが多いような気がします(気のせいかな?)。
4. オレンジの「and」が繋いでるものは、perceivedとhad gone。theyを主語にしています。

わたしは、だいたい 20 人くらいの小集団が、その円筒が横たわっている巨大な穴を囲んでいるのを見つけた。あの巨大な物体は地面に埋められてたが、その外見については既に説明した通りだ。周囲の芝生や砂利は、まるで突然の爆発によって黒焦げにされたように見えた。間違いなく、その墜落が炎の閃光を引き起こしたのだ。ヘンスリーさんとオギルヴィーナちゃんはそこにはいなかった。さしあたり何もできることはないと悟り、ヘンスリーさんの家に朝食を食べに行ったのだろう。

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