Girls & Martians 第38話 「馬車大集結です!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。

<流れ>
①かっこを振っていない英文
②単語注(①でアスタリスクを振ったところ)
③設問

④かっこを振った英文
⑤設問の答え
⑥訳


第3章 第7段落

ウェストリッジ
ウェストリッジ

馬車シリーズ。waggon, carriageに続いて、今回は「fly」「basket-chaise」が出てくるぞ。

「carriage」も出てくるけど。

タージルム
タージルム

flyは上のような感じ。その名の通り「飛んで」行くような軽装・快速馬車ね。荷物や少数の人員を運ぶのよ。

© Mary Evans Picture Library, https://www.mediastorehouse.co.uk/mary-evans-prints-online/pony-basket-chaise-carriage-19th-century-19886240.html
デナリス
デナリス

…basket-chaiseはこんな感じ。「chaise」は1人~2人乗りの馬車。
乗るところがbasket状になってるから「basket-chaise」って言うの。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

これが普通の「chaise」。chaiseはもともと「chair」(椅子)を意味する単語から来てることをイメージすれば、たしかに一人乗りの馬車だなってことが理解できるな。

デナリス
デナリス

かなしいことにchaiseの語源はフランス語なの…
まだ担当キャラがいない。

問題編

There were half a dozen flys* or more from the Woking station standing in the road by the sand-pits, a basket-chaise* from Chobham, and a rather lordly* carriage*. Besides that, there was quite a heap of* bicycles. In addition, a large number of people must have walked, in spite of the heat of the day, from Woking and Chertsey, so that there was altogether* quite a considerable crowd—one or two gaily* dressed ladies among the others.

fly軽装馬車 basket-chaiseバスケット状の少人数乗用馬車 lordly豪奢な carriage一般四輪馬車 a heap ofたくさんの altogether全く gaily華やかに

1. 紫の「standing」句が修飾している語は?
2. 灰色の「and」が繋いでるものは?
3. オレンジの「rather」の意味は?
4. 緑の「a large number of」の意味は?
5. 茶色の「so that」の意味(用法)は?
6. 青の「considerable」の意味は?

解答編
タージルム
タージルム

Woking、Chobham、Chertseyから着陸地点までの位置関係は以下の地図のような感じ。

ウェストリッジ
ウェストリッジ

Wokingから徒歩45分、Chobhamから徒歩60分、Chertseyから徒歩90分もかかるんだったら、当然みんな何かの乗り物で行くはずだ。

ヘンスリー
ヘンスリー

あと道中は森。道が混雑するのも、goes without saying!

There were half a dozen flys* or more 〈from the Woking station〉 〈standing in the road by the sand-pits〉, a basket-chaise* 〈from Chobham〉, and a rather lordly* carriage*. (Besides that), there was quite a heap of* bicycles. (In addition), a large number of people must have walked, in spite of the heat of the day, 《from Woking and Chertsey》, so that there was altogether* quite a considerable crowd—one or two gaily* dressed ladies among the others.

1. 紫の「standing」句が修飾している語は「flys」。
2. 灰色の「and」が繋いでるものは、「flys」「basket-chaise」「carriage」。
2. オレンジの「rather」の意味は「かなり」「ちょっとばかり」「いくぶん」。好ましくないものを修飾するのに使われがち(逆はfairly)。ここでは「必要以上だなぁ」という非難が込められている。
3. 緑の「a large number of」の意味は「たくさん」。形容詞「large」に注意。
4. 茶色の「so that」の意味(用法)は「その結果」(結果用法)。so thatには「I’m studying now so that I can pass the test.」(テスト合格するために勉強してる)みたいに「目的用法」があることは知ってると思う。学校ではひょっとするとそっちばっかり出てくるかもしれない。でも、それと同じくらい英文には「結果用法」が出てくる。直前にカンマが打ってあるso thatは結果を疑ってみよう(カンマが打ってあるということは、そこで意味を切っていいということなので、流れが順接の結果用法が適することが多い)。
5. 青の「considerable」=「かなり(多く)の」。✖ considerate=思いやりがある
「able, ible」で終わる形容詞は受動の意味を持つから、consider「する」(=思いやる)のはconsiderate、consider「される」ほど多いのは「considerate」と覚えよう。
※「-ate」語尾は「~の性質を持つ」という意味だから普通に能動だ。
※「-able,-ible」語尾はたしかに「can」の意味を持つが、be able toとは語源的には関係なかったりする(受験にはどうでもいいけど)。

砂地のそばの道に、ウォーキング駅から来た6台かそれより多い軽装馬車がとまっていたり、チョブハムからかご馬車が来ていたり、必要以上に豪奢な四輪馬車がいたりした。その上、非常に多くの自転車もあった。さらに、暑い日だったにもかかわらず、ウォーキングやチャーツィーから歩いてきた人も多かったに違いない。
というわけで、非常に多くの群衆だったー1人か2人、華やかな服をまとったレディもその中にいた。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

あれっ「quite a heap of bicycles」って書いてるよ
みんな自転車乗ってるじゃないの。
こないだの発言(第18話)はどこに?

ウェストリッジ
ウェストリッジ

わ、わたしだってこのころにはもう乗れてるもんね。

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