Girls & Martians 第44話 「嫌な予感がします!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。


第4章 THE CYLINDER OPENS.
宇宙船、開きます!

第4章 第1段落

ウェストリッジ
ウェストリッジ

第3章までの状況を整理しておこう。

タージルム
タージルム

現在は1900年ごろ。ここはロンドンのベッドタウンのWoking。
近くのHorsell Commonという野原に火星からの円筒状宇宙船(=cylinder)が着陸(墜落)したわ。その内部には何やら生物がいそうな気配があって、クレーター(pit)の周囲には野次馬が集まり始めてるの。
イギリス天文学会トップのステファニーさんをはじめとする調査隊がそのcylinderを開けようとするけど、なかなかハッチは開かないのよね。

問題編

When I returned to the common the sun was setting*. Scattered groups were hurrying from the direction of Woking, and one or two persons were returning. The crowd about the pit had increased, and stood out* black against the lemon yellow of the sky—a couple of hundred people, perhaps. There were raised voices*, and some sort of struggle appeared to be going on* about the pit. Strange imaginings passed through my mind. As I drew nearer* I heard Stephanie’s voice:
“Keep back! Keep back!”

set(日が)沈む stand out目立つ(→形容詞「outstanding」へ) raised voices甲高い声 go on起こる draw nearer近づく

1. オレンジの「against」の意味は?
2. 青アンダーラインの部分の文型表示は?
3. 紫の「as」の意味は?

解答編

【When I returned to the common】 the sun was setting*. Scattered groups were hurrying from the direction of Woking, and one or two persons were returning. The crowdS 〈about the pit〉 had increasedV1, and stoodV2 out* blackC (against the lemon yellow of the sky)—a couple of hundred people, perhaps. There were raised voices*, and some sort of struggle appeared to be going on* about the pit. Strange imaginings passed through my mind. 【As I drew nearer】 I heard Stephanie’s voice:
“Keep back! Keep back!”

1. オレンジの「against」の意味は「~を背景に」。じつは以前も出てきてたり。
2. 青アンダーラインの部分の文型表示は上の通り。stand outのあとだけども、まずここの情景をイメージ。このページ一番上の画像のように、夕暮れ時の空を背景にすると、人影は黒く見える。こういう状況を表して「The crowd stood out black against the sky.」って言ってる。群衆は夕暮れ空を背景にその黒さが目立っているってこと。the crowd=blackだから、blackは補語(C)となるってことかな。まあ、訳には関係ないんだけどね。
3. 紫の「as」は「~とき」(「~ので」もOKかも)。比較級があるけど「~につれて」ではないかも。

全訳

ホーセル共有地に戻ったときは、日没が近づいていた。
ウォーキングの方から三々五々人々が走ってきてて、少しは戻っていった。
穴のまわりにいる群衆は増え続け、その姿はレモンイエローの空を背景にすると、黒く際立っていた。ーおそらく、200 人くらいの群衆だっただろう。甲高い声が上げられ、なんらかの争いが穴の周りで起こっているようだった。
変なイメージが脳裡をよぎった。
近づいていったとき、ステファニーさんの声が聞こえた。
「下がって! 下がって!」

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