Girls & Martians 第50話 「火星人の出現です!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。


第4章 第7段落

問題編

 A big greyish rounded bulk*, the size, perhaps, of a bear, was rising slowly and painfully out of the cylinder. As it bulged* up and caught the light*, it glistened* like wet leather*.
 Two large dark-coloured eyes were regarding* me steadfastly*. The mass that framed* them, the head of the thing, was rounded, and had, one might say, a face. There was a mouth under the eyes, ( which / the lipless* / of / quivered* and panted* / brim* ) , and dropped saliva*. The whole creature heaved* and pulsated* convulsively*. A lank* tentacular* appendage* gripped the edge of the cylinder, another swayed* in the air.

bulk巨大なもの bulge突き出る catch the light光を受ける glisten(濡れて)光る leather革 regard見る steadfastlyしっかりと frame囲む lipless唇がない quiver震える pantあえぐ brimへり saliva唾液 heaveあえぐ pulsate震える convulsively発作的に lankひょろ長い tentacular触手のある appendage付属器官(<append) sway揺れる

1. オレンジのof句はどこにかかってる?
2. 青アンダーラインの文型表示は?
3. 赤アンダーラインの部分の文型表示は?
4. 青のthemが指しているものは?
5. 緑のoneの意味は?
6. 黄色のアンダーラインの部分を並び替えると?
7. 紫のandが繋いでるものは?
8. 茶色のanotherの後に省略されてるのは?

解答編

 A big greyish rounded bulkS*, 《the size, 《perhaps》, of a bear》, was risingV slowly and painfully out of the cylinder. 【As it bulged* up and caught the light*】, it glistened* like wet leather*.
 Two large dark-coloured eyes were regarding* me steadfastly*. The massS 〔that framed* them〕, 《the head of the thing》, was roundedV1, and hadV2, 《one might say》, a faceO2. There was a mouth under the eyes, 〔the lipless brim of which quivered and panted , and dropped saliva*〕. The whole creature heaved* and pulsated* convulsively*. A lank* tentacular* appendage* gripped the edge of the cylinder, another swayed* in the air.

1. オレンジのof句は「the size」にかかってますね。挿入の中に挿入が入ってるからややこしい。
2. 青アンダーラインの文型表示は上の通り。挿入が見えれば大丈夫。
3. 赤アンダーラインの部分の文型表示は上の通り。the head of the thingがthe massと同格の挿入。
4. 青のthemが指しているものは前文の「two~eyes」。
5. 緑のoneは、you, we, theyとかの一般論を表すときの主語のone。1900年ごろでは見られたけど、21世紀ではあまり使われない。
6. 黄色のアンダーラインの部分を並び替えると上の通り。the lipless brim of whichという関係詞のかたまりを作るのがやや難しいかも。もともとは「the lipless brim of the mouth quivered and panted, and dropped saliva」だったのを、a mouthを先行詞にしてwhichでつないだもの。
7. 紫のandが繋いでるものはquivered, panted, dropped。
8. 茶色のanotherは「another lank tentacular appendage」。

ヘンスリー
ヘンスリー

うわぁ
a lank tentacular appendageってタコの足みたいなやつだよね。
しかも火星人ヌメヌメしてるじゃん。全体的にキモい。

全訳

大きな灰色の丸っこいもの(たぶん大きさはクマくらい)が、ゆっくりと苦しげに円筒から上がってきた。体を突き出して太陽の光を受けると、湿った革のように光った。
2つの大きな暗い色の眼が、しっかりとわたしを見ていた。その眼のまわりの巨大な物体(それの頭部)は丸くなっていた。それに顔があると言う人もいるかもしれない。眼の下には口があり、その唇がないへりの部分は震えてあえいでいて、唾液をたらしていた。その生き物の全身は発作的にあえいで震えていた。ひょろ長い触手のある付属器官のうち1本は円筒のふちをつかんでいて、他の1本は空中で揺れていた。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

「bulge」は、艦艇の「バルジ」を思い浮かべればわかりやすいはず。「突き出る」って意味。
↓WWⅠごろのイギリス艦グラットン(わがイタリアではバルジは流行んなかったんだけどね)

ウェストリッジ
ウェストリッジ

21世紀から見ると、こんなんで魚雷防御できてたころがうらやましいぜ。
(↓21世紀の魚雷。バルジで側面防御しても無駄。)

タージルム
タージルム

まあ、バルジは魚雷防御以外にも役割があるの。
日本海軍特務艦「宗谷」が戦後、南極観測船に改造されたときのバルジ新設がいい例かな。
復原力を増したり(※南極周辺は大荒れの海)、氷から船を守ったりするため、バルジが新設されたのよ。(下の図の⑤)
詳しくは船の科学館のHP資料を参照してちょうだい。
https://funenokagakukan.or.jp/ebook/index.html

デナリス
デナリス

…これは不運な方の宗谷しろちゃんじゃなくて幸運な方の宗谷だな。
(読み方が違う)

デナリス
デナリス

…海軍ばっかりやってるけど大丈夫。陸軍もあと何章かしたら出てくるから。

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