Girls & Martians 第55話 「恐怖で動けないんです!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。


V. THE HEAT-RAY.
第5章「レーザー光線です!」

第5章 第1段落

振り返り・前提知識

タージルム
タージルム

まずは第4章までをまとめとく?

ウェストリッジ
ウェストリッジ

了解。
わたしは小説の語り手のウェストリッジ。上のタージルムちゃんはわたしの奥さん。
ここは1900年ごろのイギリス、ロンドンのベッドタウンWoking。
町はずれのホーセル共有地(共有地については第22話参照)に、火星からの宇宙船と思しき円筒(cylinder)が着陸したんだ。
でもそこから現れた火星人は触手属性のキモい姿をしてて、円筒の周りの何百人という群衆はあまりの恐ろしさに散り散りになって逃げだしたってところだな。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

わたし(Ogilvina)は天文学者だ。

ヘンスリー
ヘンスリー

ミー(Hensley)はロンドンでワークしてるジャーナリスト。

ステファニー
ステファニー

わたし(Stephanie)は王立天文官(=天文学会の長・グリニッジ天文台長)ですよ。

デナリス
デナリス

…えっと、わたしは(Denaris)は隕石学会のトップ。でももう小説の中には出てこないの…。

問題編

After the glimpse* I had had of the Martians* emerging from the cylinder in which they had come to the earth from their planet, a kind of fascination* paralysed* my actions. I remained standing knee-deep* in the heather*, staring at the mound* that hid them. I was a battleground* of fear and curiosity.

glimpse一見 Martian火星人 fascination魅了 paralyse麻痺させる knee-deep in~が膝の深さまで達している heatherヘザー(低木)(第22話参照)  mound塚 battleground≒battlefield

1. 青のアンダーラインの訳は?
2. オレンジのthemが指しているものは?

解答編

After the glimpse* 〔I had had of the Martians emerging (from the cylinder 〔in which they had come (to the earth) (from their planet)〕)】, a kind of fascination* paralysed* my actions. I remained standing (knee-deep* in the heather*), (staring at the mound* 〔that hid them〕). I was a battleground* of fear and curiosity.

1. 青のアンダーラインについて、先行詞を関係詞中に戻してあげると「IS had had the glimpse ofV the MartiansO emergingC」となります。「had the glimpse of」は「see」の仲間なので、SVOCの第5文型(っぽいもの)として訳しましょう。
2. オレンジのthemが指しているものは「the Martians」です。

全訳

火星人が火星から地球に来るときに乗ってきた円筒から現れるのを一目見た後、ある種とりつかれて、わたしは動けなくなった。火星人が背後にいる塚を見つめつつ、わたしはヘザーの低木に膝まで沈んで立ち続けた。恐怖心と好奇心が相克していたのだ。

オギルヴィーナ
オギルヴィーナ

「battleground」かぁ。
いよいよだな

コメント

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