【dare 言い換え】Girls & Martians 第56話 「謎の機械の登場です!」【宇宙戦争 全訳】【入試 英文法 問題】

GuP_宇宙戦争_段落ごと

本シリーズは『宇宙戦争』を詳細に読解し、当時の時代情勢を読み解くことを目的としています。
実験的な試みとして、一部の登場人物の名前と代名詞を書き換えていますが、その他の単語や文章は変更しておりません。

『宇宙戦争』の全訳・英文法解説です。


第5章 第2段落

問題編

I did not dare to go back towards the pit, but I felt a passionate* longing* to peer* into it. I began walking, therefore, in a big curve, seeking some point of vantage* and continually* looking at the sand-heaps that hid these new-comers to our earth. Once a leash* of thin black whips*, like the arms of an octopus, flashed* across the sunset and was immediately withdrawn*, and afterwards a thin rod* rose up, joint* by joint, bearing at its apex* a circular* disk that spun* with a wobbling* motion. What could be going on there?

passionate強い longing切望 peerのぞき込む(※この小説ではよく出てくるので覚えて) vantage見晴らしのいい場所(cf. advantage) continuallyしきりに(≠continuously絶え間なく) leash綱 whipムチ flashちらっと見える withdraw引く rodさお jointつなぎ目・関節 apex頂点 circular円い spin-spun-spun回転する wibblingふらついた

1. 赤アンダーラインの部分で、(意味を変えずに)文法上省略できる一語は?
2. オレンジのandが繋いでるものは?
3. 赤のonceの品詞は?
4. 青アンダーラインの部分は何を意味している(比喩を使わずに説明すると)?
5. 緑のandが繋いでるものは?
6. 紫のandが繋いでるものは?
7. 茶色のjoint by jointの意味は? joint=つなぎ目・関節
8. 青のbearの意味は?
9. ピンクのgo onの意味は?

タージルム
タージルム

とうとうこの段落後半部で、小説の表紙(↓画像)にも載ってる火星軍の機械が登場したわね。
もうだいたい察してるかもだけど、これが火星軍の汎用決戦兵器よ。火星人が搭乗する戦闘ロボットね。

デナリス
デナリス

…搭乗型巨大ロボットとか、時代を先取りしすぎてるわね。
こういうのもまたロマンがあっていい感じ。

解答編

I did not dare to go back towards the pit, but I felt a passionate* longing* 〈to peer* into it〉. I began walking, 《therefore》, in a big curve, (seeking some point of vantage*) and (continually* looking at the sand-heaps 〔that hid these new-comers to our earth〕). (Once) a leash* of thin black whips*, 《like the arms of an octopus》, flashed* (across the sunset) and was immediately withdrawn*, and afterwards a thin rod* rose up, 《joint* by joint》, (bearing (at its apex) a circular* disk 〔that spun* with a wobbling* motion〕). What could be going on there?

1. 赤アンダーラインの部分で、省略できる一語は「to」です。needと同じように、否定文・疑問文ではdare(あえて~する)を助動詞として使うことがあります。そして、dareは助動詞と動詞の両方の特性を備えているので、時々混ざります
I did not dare to go back(動詞)≒I did not dare go back(動詞と助動詞の混合)≒I dared not go back(助動詞)
という言い換えがあります。この小説では上の3種類の言い換えが全て出てきますので、ぜひ覚えておきましょう
ちなみに、backは副詞ですので、towardsは省略できません。
2. オレンジのandが繋いでるものは「seeking」と「looking」です。分詞構文を繋いでますね。walkingまで含めた3つがbeganの目的語となっているという解釈もありそうですが、I began continually looking…が変な訳になりそうですので今回は分詞構文という解釈にしました。
3. 赤のonceの品詞は副詞です。こういう問題だと「接続詞」と飛びつきたくなりますが、SVの数を数えて落ち着きましょう。
4. 青アンダーラインの部分は、火星人の触手を「細く黒いムチの綱」と表しています。
5. 緑のandが繋いでるものはflashedとwas withdrawnの2つの動詞です。
6. 紫のandが繋いでるものはonceから始まるSVと、直後のafterwardsから始まるSVを繋いでいます(文と文を繋いでる)。
7. 茶色のjoint by jointについて、「A+by/and/afterなど+A」と、前置詞の前後で同じ言葉を繰り返すことで、強調などの意味を持つ(その場に合わせて訳す)ことがあります。副詞になります。little by little, again and again, day after day(少しずつ、何度も何度も、来る日も来る日も)などです。ここでは「rose up joint by joint」(ひと関節ずつあがってきた)と解釈しましょう。
8. 青にあるbearは多義語ですね。ここでは「支える」「保つ」が適当でしょう。この意味で出てくることはほぼないので覚えなくていいですが、他の「生む」「耐える」「実をつける」を覚えましょう。「熊」はさすがに大丈夫でしょ。
9. ピンクのgo onも多義語です。ここでは「起こる」(この意味の場合は普通ing形)。go onは「続ける」「起こる」「時が経つ」(≒go by)を覚えておくとともに、go on to V(続いて次のステップに進む)、go on Ving(そのまま~し続ける)の違いを覚えておきましょう。あと、go on Ving≒continue Ving[to V]ですね。continueの場合はto VとVingで大きな意味の違いはありません。

全訳

わたしは穴の方へは進んで戻らなかったが、穴の中をのぞき込みたいと熱く切望していた。だからわたしは、大きなカーブを描くように歩き始め、見晴らしのいい場所を探しつつ、地球への新たな来訪者が背後に潜んでいる砂の山にしきりに目をやった。一度、タコの腕のような細く黒いムチの綱が、沈みゆく太陽を横切るのがちらっと見えた。それはすぐに引っ込められて、その後、細い竿がひと関節ずつ上がってきた。そのてっぺんで、ふらついて動きながら回転する円盤状のものを支えていた。そこで何が起きていたのだろう?

ヘンスリー
ヘンスリー

そうそう、therefore, howeverとかの文修飾副詞は、文中にあっても日本語訳するときは文頭に出すんだよ!


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